幸せな魔法・・・自分改造計画

♪やらなきゃ成らない♪でも、♪無理しない♪ 　魔法のようなものがあればラクなのに、、、と思いながら、狙った自分になるよう日々を過ごし、気になったことを書きたいように書きます。株で損したお金を取り戻したい日々です。誹謗中傷については程々でよろしく。イヤなら読まないで下さいね。 ★転載、転用につきましてはご自由にどうぞ。その際、当ブログを紹介してもしなくてもＯＫです★

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耐え難きを耐え

毎月送られてくる会員用の情報誌を読んでいて、

「耐え難きを耐え」という言葉に、なんとなく引っかかった。

気になったといったほうがいいんだろうけど、心に引っかかった感じ。

特に戦争とは全く関係ない記事でした。

「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、、、」

この一節が有名です。

終戦の「玉音放送」で昭和天皇が言われたお言葉で、

「ポツダム宣言を受け入れて無条件降伏します」ってことだった

という認識くらいしか私の中にはないので調べてみました。

・1945（昭和20）年8月15日正午に放送されたもので、

　放送があることを国民に対して事前に告知していた。

・「玉音」とは、天皇の肉声。日本国民は初めて天皇の声を聞いた。

・レコードに録音したものを放送

・玉音放送を阻止しようという動きもあり、

　レコードを奪取しようとする動き8月14日クーデター未遂があった

・昭和天皇の独特の節回し（祝詞に起因するという）であった上に

　難解な言葉が多かった為、それだけでは国民の多くはを理解できなかったらしい。

　直後のアナウンサーによる終戦詔書の奉読（朗読）や

　玉音放送を聴く周囲の人々の雰囲気、
　玉音放送の後の解説等で事情「終戦」を把握した人が大半だった。

玉音放送の全文と現代語訳、そしてその音声を見つけました。
満州引き揚げ回想記

http://homepage1.nifty.com/tukahara/manshu/syusensyousyo.htm

初めて全文読んだ。（現代語訳のほう・本文は途中までしか読んでません）

（一部抜粋　ココカラ）

今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。
あなたがた国民の本心も私はよく理解している。
しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、
堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、
未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

…略…
もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、
あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、
そのために進むべき正しい道を誤って
…略…

ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、
誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、
総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、
誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければ
ならない。

（ココマデ）

「堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ」

戦時中、たくさんのことを耐え、忍んできた当時の日本国民。

なのにさらに、

戦後は負けた国として、更に耐え忍ぶことが出来ないくらいのことを耐え忍び、
乗り越えてきた、当時の日本国民。

いや、日本国民だけじゃない、当時、日本にいて耐え忍んで生活してきた人々。

無理やり日本軍に連れられてきて、自国に帰ることも出来ず、

その後、純日本人でもない、でも自国人でもないという扱いを受けた方もいます。

終戦記念日じゃないけど、たまにはこうして思いを馳せ、

堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍んできてくれた方々のお陰で
今の日本があることに感謝したい。

余談ですが、私の誕生日6.23は沖縄慰霊の日です。

起きれな～い。やれな～い。

そんな、悠長なこと言っている場合じゃないんだ。